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鹿島建設の第2四半期決算、期首目標に未達も想定の範囲内か
記事提供元:エコノミックニュース
鹿島建設 <1812> が13日、平成25年3月期第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比4.0%増の6847億円、営業利益は同19.1%増の173億円、経常利益同12.2%増の214億円、四半期純利益同50.0%の90億円となった。
公共投資は復興需要を中心に堅調に推移したものの、民間設備投資は低水準となり、厳しい環境にあるという国内建設市場。建設事業受注高は、海外を中心に関係会社においては増加したものの、同社において前年同期に大型土木案件を受注していた反動から、今第2四半期は前年同期比15.2%減の5095億円となっている。
単体でのセグメント別実績では、土木事業において、完成工事高は前年同期比4.0%減の1331億円と前年同期と同水準であった一方で、営業利益は完成工事総利益率の低下を主因として、同52.8%減の14億円となった。また建設事業においては、完成工事高は前年同期比5.8%増の3603億円であったのに対し、営業利益は同56.3%増の108億円となっている。さらに開発事業等では、前年同期が低水準であったことから、前年同期比30.9%増の210億円となったものの、利益率の低下により、営業利益は0百万円であった。
なお、単体での受注高期首目標に対し、国内土木事業と開発事業等以外の事業については未達となったものの、通期での業績予想は据え置いている。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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