カン・ジファンVS所属事務所、続く対立・・・

2012年11月12日 15:46

印刷

専属契約において紛争中のカン・ジファンと所属事務所エスプラスエンターテイメントが、韓国芸能マネジメント協会(以下、芸マ協)の調停参加過程においても相反する立場を表明した。写真=財経日報DB

専属契約において紛争中のカン・ジファンと所属事務所エスプラスエンターテイメントが、韓国芸能マネジメント協会(以下、芸マ協)の調停参加過程においても相反する立場を表明した。写真=財経日報DB[写真拡大]

 専属契約において紛争中のカン・ジファンと所属事務所エスプラスエンターテイメントが、韓国芸能マネジメント協会(以下、芸マ協)の調停参加過程においても相反する立場を表明した。

 カン・ジファン側は、「エスプラスは、芸マ協の調停委員会にカン・ジファンと本法務法人との適法な法律諮問契約を専属契約違反であると主張し、調停を申請した」とし、「これに対し芸マ協は、カン・ジファンにエスプラスの専属契約違反主張について説明の場を設けることを勧告し、それによってカン・ジファンと本法務法人は、その勧告を受け入れ誠実に答弁した」と説明した。

 カン・ジファンは、2010年12月にエスプラスと専属契約を結んだが、活動を巡ってトラブルを起こし、10月に所属活動をエスプラス側ではない弁護士側に委任した。この過程でエスプラス側は芸マ協に「カン・ジファンとの紛争を調停するように」と要請した。

 その後カン・ジファンは、法的代理人を通じて芸マ協の調停に対し拒否の意思を明らかにし、調停は決裂したと思われた。しかし、7日午後5時、最終的に話し合いのテーブルに復帰すると明かし、状況は新たな局面を迎えた。

 カン・ジファン側は、「本法務法人は、 カン・ジファンの意思を尊重し、芸マ協調停委と共に芸マ協の調停案受容に関し、意見交換した過程にあった。そのため、マスコミに伝えられているように、カン・ジファンは芸マ協の調停を覆した事実はなく、またエスプラス側が『カン・ジファンはマスコミで記事になったため調停に応じた』と主張していることは当然事実ではない」と反論した。

 これに対して芸マ協側関係者は、「カン・ジファン側が調停を行う意志を明らかにしているので、両サイドの立場を考慮したあと、調停案を提出する」と説明した。

 カン・ジファン側はこれに、「このようにエスプラスが悪意的に虚偽事実を繰り返しマスコミに流布する行為に対して、深く遺憾の意を表す。これは過去公正取引委員会の公式立場の発表にあった韓国大衆文化産業界の発展を妨げる悪質な行為に該当する。また、現在所属している俳優のイメージと名誉を棄損するようなエスプラスの行為は、専属契約に全面的に違反する行為だ」と伝えた。

 続けて、「本法務法人は、現在カン・ジファンの名誉を深刻に棄損する虚偽の事実流布に対し強力な法的処置を取り、今後芸マ協の調停案勧告に従い、エスプラスとの円満な専属契約の履行を望む」との立場を明らかにした。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事