理系の博士論文を表現するダンスコンテスト「2012 Dance Your Ph.D」

　danceman 曰く、

　理系の博士号を取得した人が一般の人に研究内容を説明しようとしても、なかなか理解して貰えないことが多いだろう。そんななか、理系分野に疎い人にも理解してもらえるよう、卒業論文の内容をダンスで表現するダンスコンテスト「2012 Dance Your Ph.D」が開催された。今年で 5 年目の開催となる (ScienceNOW の記事、本家 /. 記事より) 。

　今年の優勝者であるシドニー大学の Peter Liddicoat 氏は、「時候硬化及び塑性変形を通じて強度を上げた 7000 系アルミニウム合金のナノ構造アーキテクチャに見られる進化」をダンスや道化師的な演技、ジャグリングのパフォーマンスで説明している。ダンスのシーンでは、Liddicoat 氏が原子顕微鏡で研究している水晶格子を見事に表現している。

　製作期間に 6 ヶ月を費やしたとのことだが、なかなか芸術性の高い喜劇風の作品に仕上がっている。

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