Microsoft は眼中にないとした Google の Eric Schmidt 氏は間違っているのか?

2012年10月15日 11:50

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記事提供元:スラド

 eggy 曰く、

 Google の会長である Eric Schmidt 氏が、All Things Digital の Walt Mossberg 氏と Kara Swisher 氏との対談で IT 業界の大手プレイヤーに「Apple と Google、Amazon、Facebook」の 4 社を挙げ、「Microsoft を忘れている」と指摘されると、「間違えたわけではない」と述べたという。これに対して Android Analyze の記事は、Eric 氏の発言を「間違っている」として異論を唱えている (本家 /. 記事より) 。

 同記事は、Microsoft が携帯電話市場の進出に失敗したこと、また「格好良さ」を印象づけられなかったこと、Windows 8 の Metro が消費者に不評だったことを認めた上で、間もなく発売となる Windows 8 タブレットが、これまでの流れを変えることになると予測している。Windows 8 タブレットがあれば、これまで使途に応じて使い分けてきた機器をこれ一台に集約することができる。つまり、大半のユーザー (特に企業ユーザー) にとって重要なアプリケーションは Windows で起動することができるため、Windows 8 タブレットがあれば、これまでのように Android タブレットや Android フォンに加えて Windows 搭載 PC またはノート PC など何台も持つ必要がなくなるとしている。

 ホームユーザにとってはすぐに影響を受けるような話ではないとしつつも、企業ユーザが Windows 8 に乗り換えると予測しており、もし Google がこのことに気がついていないのであれば上層部は洞察力に欠けているとし、Microsoft の華々しいカムバックを許すことになるかもしれないとのこと。

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