スティーブ・ウォズニアック氏、オーストラリアの全国ブロードバンド網整備計画に惹かれてオーストラリア市民になりたがる

2012年9月27日 08:00

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 Appleの共同創設者スティーブ・ウォズニアック氏は、オーストラリアの市民権を得たいと言っているのだが、その最大の理由はオーストラリアには全国ブロードバンド網整備計画があるからなのだそうだ(本家/.Financial Review)。

 先週、オーストラリアのApple Storeデいち早くiPhone5を入手したことが報じられたウォズニアック氏であるが、The Australian Financial Reviewとのインタビューで、オーストラリア通信相のStephen Conroy 氏と会談したことを明かしている。ウォズニアック氏はオーストラリアの全国ブロードバンド網整備計画を支持しており、これがオーストラリアが好きで市民権を得ようとしていることの理由の一つであると話している。ちなみにに、オーストラリアの市民権を得ても米国の市民権を手放さなくても良いとのこと。

 氏は世界的に尊敬されるエンジニアの1人ではあるが、居住する米国カルフォルニア州ではブロードバンドに接続していなかったという。接続可能な回線が1回線だけあり、その立場を利用してブロードバンドに接続することも可能だったが、ウォズニアック氏は「特別扱いはごめんだ」としている。氏は米国連邦通信委員会(FCC)委員長にも全国ブロードバンド網の話を持ち掛けたとのことだが、米国では残念ながらその夢は叶うことはなさそうだ。

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