キヤノン、35mmフルサイズセンサー搭載機で世界最軽量のデジタル一眼レフ

2012年9月18日 13:55

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「EOS 6D」EF24-105mm F4L IS USM装着時(画像:キヤノン)

「EOS 6D」EF24-105mm F4L IS USM装着時(画像:キヤノン)[写真拡大]

 キヤノンは17日、35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラとして世界最軽量を実現するとともに、EOSシリーズで初となる無線LAN機能やGPS機能を内蔵した「EOS 6D」を12月上旬より発売すると発表した。

 「EOS 6D」は、新開発の35mmフルサイズCMOSセンサー(約2,020万画素)を搭載。フルサイズならではの美しいボケ味に加え、映像エンジンDIGIC 5+との組み合せにより、広いダイナミックレンジや美しい色再現、豊かな階調性を実現している。また、常用ISO感度を最高ISO25600まで拡大したことで、暗所でもノイズを抑えた撮影が可能。

 さらに、シャッターユニット、ミラー駆動モーター、CMOSセンサーパッケージの小型化などにより、APS-Cサイズのセンサー搭載機「EOS 60D」(2010年9月発売)とほぼ同等の質量と大きさを実現。これにより、手軽に持ち運ぶことを可能にし、撮影領域を広げることに貢献する。

 加えて、EOSシリーズで初めてWi-Fi対応の無線LAN機能およびGPS機能を本体に内蔵。これにより、Wi-Fi対応のスマートフォンを使えば、静止画の撮影や、カメラ内のメモリーカードに記録された静止画(JPEG画像)のスマートフォンへの取り込みを遠隔操作で行える。また、GPS機能により、撮影地点の位置情報や移動経路を記録することも可能。

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