パナソニックがスマートHEMSを本格展開、設備・家電を管理する中核機器を発売

2012年9月12日 11:31

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AiSEG(左)とAiSEG用エネルギー計測ユニット(右)(画像:パナソニック)

AiSEG(左)とAiSEG用エネルギー計測ユニット(右)(画像:パナソニック)[写真拡大]

 パナソニックは11日、3月から発売している創蓄連携システムに加え、電気設備・家電がつながる中核機器「AiSEG(アイセグ)」を発売し、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)「スマートHEMS」を10月21日から本格展開すると発表した。AiSEGの希望小売価格は11万2,350円(税込、工事費別)。

 「スマートHEMS」は、ECHONET Liteを搭載し、対応機器を制御する「AiSEG」が中核機器。家中のエネルギーの可視化に加え、各種機器をコントロールする。連携する機器として、エアコン、IHクッキングヒーター、エコキュートをラインナップする。なお、AiSEG並びに既設の分電盤にもつながる計測ユニットのセットは、 「平成23年度エネルギー管理システム導入促進事業」において、補助金対象機器に採択されている。

 また、住宅設備として長期間の使用に応えられるよう、クラウド型サービスを通じたファームウェアの更新で対応していく予定。将来的には、家の情報ネットワークインフラとして、HEMS機能以外の分野への展開も目指す。

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