【銘柄フラッシュ】タカキューがストップ高となりレナウンやライトオンも急伸

　　３０日後場は、上海株式の年初来安値を受けて中国経済に対する不透明感が強まり、中国景気敏感株のコマツ <6301> が約１ヵ月ぶりに年初来の安値を更新し３．９％安。同様に新日本製鐵 <5401> も３．６％安。海運、証券株なども軟調。半面、月次売上高の好調を材料にジーンズメイト <7448> は３日連続ストップ高の１９．１％高。同じカジュアル衣料のコックス <9876> （ＪＱＳ）も月次好調を材料に２日続けてストップ高。シャープ <6753> は小反落の３円安ながら３日続けて東証１部の出来高・売買代金とも１位。

　　アルミ圧延大手の古河スカイ <5741> は住友軽金属工業 <5738> との経営統合発表を好感し、朝方に約８％高となり大引けは２．９％高。住軽金は株式交換比率による妥当値から割高だったため５．２％安。

　　東証１部の値上がり率１位は前引けと同じくタカキュー <8166> となり業績予想を増額済みでジーンズメイト <7448> の３日連続ストップ高に触発されて２８．０％８０円ストップ高、２位はジーンズメイトの１９．１％１００円ストップ高、３位はレナウン <3606> の１５．７％高。

　　値上がり率６位まではカジュアル衣料銘柄が占め、ゴールドウイン <8111> は１３．１％高、ＧＳＩクレオス <8101> は１１．０％高、ライトオン <7445> は９．３％高。

　　サニックス <4651> は７．８％高となり、日本経済新聞の企業面に「メガソーラー参入」というコーナーが最近でき、本日は３社の参入発表が載ったとされて太陽光発電機器の関連株に思惑買いがみられ、三晃金属工業 <1972> は前引けの２．８％高から一段高の４．７％高。高島 <8007> も前引けの３．１％高から３．７％高となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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