ニコン、Android搭載モデルなどCOOLPIX Sシリーズ3製品を発売

2012年8月22日 16:54

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「COOLPIX S800c」(画像:ニコンイメージングジャパン)

「COOLPIX S800c」(画像:ニコンイメージングジャパン)[写真拡大]

  • 「COOLPIX S01」(画像:ニコンイメージングジャパン)
  • 「COOLPIX S6400」(画像:ニコンイメージングジャパン)

 ニコンの子会社であるニコンイメージングジャパンは22日、先進機能と洗練されたデザインを両立したCOOLPIX Sシリーズの3製品を発売すると発表した。

 「COOLPIX S800c」はCOOLPIXシリーズの新しいラインナップで、Android2.3を搭載し、スマートフォンのような操作感とWi-Fi対応によるワイヤレスで快適なインターネット接続を実現する。スマートフォンのカメラ機能では撮影が難しい望遠写真やブレの少ない高画質な作品でも、「COOLPIX S800c」であれば1602万画素の裏面照射型CMOSセンサー、光学10倍ズームのNIKKORレンズ、フルHD動画などの装備を駆使して撮影が可能。きれいな写真・動画をSNSなどにカメラから直接アップロードすることができる。

 具体的には、「COOLPIX S800c」では、Android搭載スマートフォンと同様の操作性で、インターネットへの接続や各種セットアップや文字入力が可能。また、デジタルカメラで撮影した写真や動画、コメントを、「Google+」、「Facebook」、「Twitter」などのソーシャルネットワークサービス(SNS)にカメラから直接投稿できる。さらに、アップロードだけでなく、SNSの閲覧もスムーズにできる。

 加えて、「Google Play」から好みのアプリをダウンロードし、カメラのカスタマイズが可能。フォトライフの楽しさが広がる。また、「Google+」、「YouTube」、「Google マップ」、「Gmail」などのGoogleアプリがカメラにプリインストールされており、撮影以外の楽しいコンテンツも充実している。「スマートデバイスへ転送」アプリを使えば、Android、iOSデバイスへ高解像度の画像や動画をワイヤレスで送信できる。

 「COOLPIX S01」は、いつでも持ち歩きたくなるデザインのニコンCOOLPIX史上最小、最軽量デジタルカメラ。ボディーは約77mm(幅)×約51.2mm(高さ)×約17.2mm(奥行き)と、幅・高さは通常の名刺より小さく、質量も約96gと軽量で、手のひらに収まる極小サイズを実現した。デザインや素材にもこだわり、どの角度からみても段差のない滑らかなフォルム、薄くて丈夫なステンレス素材、素材をいかした美しい表面仕上げを施している。また、ユーザーインターフェース(UI)についても、誰もが直感的なタッチ操作ができるように4分割のグリッド状画面構成を採用するなど使いやすさにもこだわり、使うこと・持ち歩くことが楽しくなるカメラとなっている。

 「COOLPIX S6400」は、スリムなコンパクトボディーに、有効画素数1602万画素の裏面照射型CMOSセンサー、広角25mm相当から300mm相当(いずれも35mm判換算の焦点距離)の撮影画角をカバーする光学12倍ズームのNIKKORレンズを搭載した快適なタッチパネル操作の高倍率モデル。カメラとしての高い基本性能を備え、さらに、カメラを向けるだけで撮りたい被写体を判別してピントを合わせる「ターゲットファインドAF」、撮影・加工・保存の3ステップ操作で撮影画像の編集ができる「クイックエフェクト」、暗いシーンでも高画質に撮影できる「くっきり夜景ポートレート」や高画質なフルHD動画機能など、簡単操作で思い通りの撮影をするための機能も充実している。

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