パナソニックがスマホを活用した家電やデジタルヘルス機器を順次発売

2012年8月22日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 パナソニックが、スマートフォンを活用した洗濯機・手くび血圧計・体組成バランス計・活動量計・ルームエアコン・トップユニット冷蔵庫を順次発売すると発表した。

 Andoridスマートフォンを使い洗剤・柔軟剤の種類の設定ができ、さらに、業界最大流量の「浸透ジェットシャワー」で高い洗浄力を実現したドラム式洗濯乾燥機 NA-VX8200L他、4機種を9月25日より発売。「パナソニックスマートアプリ」を使い、Andoridスマートフォンを洗濯乾燥機本体にタッチすることで、クラウドサーバにつないで洗剤や柔軟剤の種類の設定や、洗濯の目的に合わせたコース設定ができるという。また「エコヒートポンプエンジン」の風速・風量アップで乾燥効率を高め、省エネ性をさらに向上。最大約20%の節電を実現しているという。

 また、昨今の健康への意識の高まりから体組成計や活動量計など健康機器への注目が集まっていることを受け、測定データを管理できる手くび血圧計EW-BW53を10月1日より発売。本製品も「パナソニックスマートアプリ」を使い本体にタッチすることで、血圧や脈拍などの測定データの表示・記録、グラフ化などができる「血圧メモ」の他、使い方が分からないときやエラー表示が出たときに便利な「使い方ガイド」などのサービスも提供するという。同日には、測定データを管理できる体組成バランス計EW-FA43や、同様に測定データを管理できる活動量計「デイカロリ」EW-NK63も発売する。

 さらに、スマートフォンで外出先から遠隔操作ができ、新開発「ムービングフラップ」で温度コントロールを高め、快適性、省エネ性が進化したエコナビ搭載のルームエアコン「Xシリーズ」を10月19日から発売。10月20日からは、光で冷蔵室内の収納量の変化を検知して、自動で節電を実施したり、本体にタッチして、冷蔵庫のエコが確認できるトップユニット冷蔵庫NR-F557XV他、6機種を順次発売する。

 あらゆる家電や電子機器がスマートフォンで繋がる。今回のパナソニックによる新製品発表は、そんな時代がとうとう到来したことを告げるものである。次のステップとも言える、HEMSを経由して家電からスマートハウス・スマートフォン等がリンクする生活の実現も近いのかもしれない。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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