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太平洋で巨大な軽石が漂流しているのが発見される
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 今月9日、ニュージーランドのオークランド北西約1000Kmの太平洋上で、長さ約463km、幅約55.6km、面積は約26000平方kmという巨大な漂流物が発見されたそうだ。これはベルギーに相当する面積らしい(CNN、The Voice of Russiaこれは巨大な軽石の集合体だそうで、ニュージーランド空軍が上空から発見し、その後、船による詳しい調査を依頼したという。軽石は多孔性の火山砕屑物で常に軽いため水面に浮く。火山学者ヘレン・ボストック氏によれば、最近この付近では海底火山「モノワイ」の活動が確認されており、この噴火によりできた可能性があるとしている。
この漂流物の起源は不明だが、モノワイ火山は漂流物から数百マイルも離れていおり、また噴火が発生したのは8月3日よりも前の8月1日にすでにこの漂流物の存在が確認されていることから、モノワイ火山由来のものである可能性は否定されている(LiveScience)。ニュージーランド・ケルマデク諸島で7月17日から18日にかけて発生した地震の影響で生まれたのではないかという説もあるという。
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