日本オンラインゲーム協会、ガチャ運用ガイドラインを発表

2012年8月16日 12:20

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 日本オンラインゲーム協会が、ランダム型アイテム提供方式 (いわゆる有料ガチャ) に対する自主規制として、「ランダム型アイテム提供方式における表示および運営ガイドライン」を発表した (4Gamer.net の記事より) 。

 ガイドラインでは、「利用者が獲得できる全アイテムを確認できるようにする」「レアアイテムを提供する場合、取得に必要な金額の推定金額 (期待値) は 1 回あたりの課金額の 100 倍以内」「レアアイテムを取得するまでの推定金額の上限は 50,000 円以内」「ガチャレアアイテムの提供割合の上限と下限を表示する」「ガチャアイテムの種別毎に、その提供割合を表示する」「提供されるガチャアイテムの価値は、有料ガチャ 1 回の価額以上とする」などと記されており、またアイテム提供割合の告知なしでの変更を禁止し、さらにその割合の変更は適切に記録しておく、ともされている。

 ただし、日本オンラインゲーム協会にはすべての大手オンラインゲーム事業者が加入しているわけではなく、ソーシャルゲームで有名な DeNA やグリーは加入していない (会員一覧) ので、どれほど実際に効果があるかは不明である。

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