書類管理方法:印刷を消して再利用!?

2012年8月10日 20:35

印刷

生活の中にどれだけデジタル製品が多くなっても、周りにはきっとまだ紙があるはずです。紙の量が減っていくかと思いきや、その量は増えていて、さらにその一番の原因はインターネットにあるのです。なぜでしょうか。

生活の中にどれだけデジタル製品が多くなっても、周りにはきっとまだ紙があるはずです。紙の量が減っていくかと思いきや、その量は増えていて、さらにその一番の原因はインターネットにあるのです。なぜでしょうか。[写真拡大]

 生活の中にどれだけデジタル製品が多くなっても、周りにはきっとまだ紙があるはずです。紙の量が減っていくかと思いきや、その量は増えていて、さらにその一番の原因はインターネットにあるのです。なぜでしょうか。

 1.受け取るメールの量が増えたうえに、その大部分を印刷している。
 2.紙が好き。すぐ使えて便利。
 3.より簡単に書類を見比べ、メモを書くことができる。
 4.紙に印刷されたものの方が速く読める。スクリーン上では30~50%読む速さが遅くなる。これは長文の書類を印刷する理由の一つである。

 紙の増加に伴う問題として下記の点があります。

 ・生態系に被害が及ぶ
 ・デスクが散らかる

 米ゼロックスはそれらの問題の解決に役立つ新技術の開発を進めていましたが、それが大詰めを迎えています。

 だれもがErasable paper (消去可能な紙)を利用できるようになる日がすぐにも来るかもしれません。この新しいエコ製品を使うと、紙だけでなくインクも節約できます。印刷されたものは、ある一定の時間が過ぎると、インクが消えてページの再利用ができるので、ネット上の調査結果やメールのメッセージを印刷することにそれほど罪悪感を覚えずに済みます。

 もちろん、使い古された嘆き文句「どこかその辺にあるはずなんだけど…」 は、もう使えなくなるかもしれません。消去していたら「そこ」には何も写っていないはずですから。違う見方をすると、環境に優しくなるということは、あなたの考え方をいくらか調整しなければならないということです。

 おそらくあなたは、毎日最善のタイムマネジメント法を見つけようと四苦八苦していながら、消せない参照ファイルやアクション・ノート、その他のオフィス整理の課題を今でも抱えていることでしょう。しかし、使える手段をもう一つ持っていたら、そしてそれが環境保護にもつながるものだったら、確かに試してみる価値があるはずです。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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