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東芝、家庭用ロボット掃除機の新製品を発売 ルートを覚えて4回掃除
「Smarbo V」VC-RB8000(左)とVC-RB7000(右)(画像:東芝ホームアプライアンス)[写真拡大]
東芝ホームアプライアンスは8日、家庭用自走式クリーナーの新製品として、スマートロボットクリーナー「Smarbo V(スマーボ ヴイ)」VC-RB8000およびVC-RB7000を、9月1日より発売すると発表した。
新製品は、掃除した場所を記憶しながら部屋中をくまなく縦横2回、計4回自動で掃除し、ゴミの取り残しを防ぐ。2つのCPU(ダブルブレイン機能)とカメラ機能、45個のセンシング機能を搭載した独自のナビゲーションテクノロジーで掃除したルートを記憶できる。充電器へも自動で戻り、途中で充電に戻る場合でも取り残しがないよう、中断した場所に戻って掃除を行う。
また、ゴミを「しっかり」掃除するために、吸込み口の幅を広くした上に、横幅を広くした新開発のパワーブラシを備えた「4段階お掃除システム」を採用している。「ダブルサイドブラシ」でごみをかき集め、「ワイドパワーブラシ」と「強力ファンモーター」でごみをかき上げ、「モップ(マイクロファイバークロス)」で床を拭き掃除できる。
さらに、赤外線のゴミセンサーを搭載し、ゴミが多い箇所では念入りに2回廻って掃除する。走行速度も従来比で約7%向上している。加えて、従来機種より1.3cm低い本体高さ8cmの薄型ボディのため、ソファー、ベッドなどの下まで掃除でき、テーブルの脚回りも回り込んでしっかり掃除する。
そのほか、センシング機能により、障害物を避けた運転、運転中の壁への衝突防止、階段・段差からの落下などの防止もできる。赤外線信号で本体の動きを制御し、植木・家具などに近づけないよう「仮想フェンス(囲い)」を設けるバーチャルガードを、VC-RB8000は2個、VC-RB7000は1個付属している。運転は、「4つのお掃除モード」(自動、スポット、節電、手動)から選択でき、「節電モード」時は消費電力量を約35%削減する。
また、3つの便利な機能として、時間と場所を気にせず掃除できる運転音約52dBの「マナーモード」、設定した時刻に自動で運転する「タイマー/デイリー」、動作内容をお知らせする「音声ガイド」を搭載している。
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