東京・表参道で気鋭の陶芸家たちによる展覧会「Ceramic Beauty」開催

2012年8月3日 20:30

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記事提供元:ファッションプレス


「陶芸」の枠を超えた、コンセプチュアルでスタイリッシュな作品を制作する陶芸家たちの展覧会が東京・表参道で開催される。期間は2012年8月3日(金)~2012年8月26日(日)。


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「現代美術」「デザイン」の枠を超える、クラフツマンシップの技術に裏打ちされた工芸作品は、新たな表現と美意識の世界を開拓する挑戦でもある。表現がボーダーを超え、人間の五感や精神性に新たな形で訴えかける手法を模索し始めているいま、セラミックの新たな可能性を表現する作品たちが、新たな感覚を呼び覚ましてくれる。



【展覧会概要】

WAO 2012 vol.1 “CRAFT meets ART”

Ceramic Beauty

会期:2012年8月3日(金)~2012年8月26日(日)

※8月20日(月)はGYRE全館休館

会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F

住所:東京都神宮前5-10-1

TEL:03-3498-6990

主催:小山登美夫ギャラリー、GYRE、WAO実行委員会

協力:HiRAO INC



【アーティストプロフィール】

■青木 良太(Ryota Aoki)

1978年富山県生まれ。2002年多治見市陶磁器意匠研究所卒業。2004年Ecole de arts decoratifts(スイス・ジュネーブ)に研修生として招かれる。現在は岐阜県土岐市を拠点に制作。国内外で数々の賞を受賞し、日本各地で個展を多数開催する他、海外でも展覧会を開催。また若手の陶芸作家、陶芸業界の発展のために活動する組織「イケヤン☆」を率いる。



■芦田 尚美(Naomi Ashida)

1975年京都府生まれ。京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻を卒業2000年同大学院美術研究科工芸専攻陶磁器を修了。現在も京都を拠点に活動。2010年には「モンブラン・ヤングアーティスト・パトロネージ・イン・ジャパン」(モンブラン銀座本店、東京)にも参加。山並みをモチーフとした定番の「AMETSUCHI」シリーズの普段使いの器に加え、様々なテーマを取り入れた作品も制作している。



■岡崎 裕子(Yuko Okazaki)

1976年東京都生まれ。聖心女子学院卒業。20歳のときに株式会社イッセイミヤケに入社、広報部に勤務。3年後退職し、茨城県笠間市の陶芸家・森田榮一氏に弟子入り。4年半の修行の後、笠間市窯業指導所釉薬科/石膏科修了。28歳で帰京し、都内二カ所の陶芸教室に勤務。30歳で神奈川県横須賀市にて独立。32歳の時に初個展を開催し、その後各地で個展を催している。



■桑田 卓郎(Takuro Kuwata)

1981年広島県生まれ。2001年京都嵯峨芸術大学短期大学部美術科陶芸コース卒業。2002年に陶芸家・財満進氏に師事、2007年に多治見市陶磁器意匠研究所を修了。現在は岐阜県土岐市で制作。受賞も多数。日本各地で個展を開催するほか、ニューヨークでも展示。また作品はアメリカのルベル・ファミリー・コレクション、ミシガン大学美術館に収蔵される。金沢21世紀美術館で8月31日まで開催の「工芸未来派」展でも展示中。



■藤田 匠平(Shohei Fujita)

1968年和歌山県生まれ。京都市立芸術大学美術学部芸科陶磁器専攻を卒業年大学院美術研究科芸専攻陶磁器を修了。1997年にEdinburgh College Of Art修了。現在は瀬戸内海の島を拠点に制作。日本各地で個展を多数開催。2011年には「モンブラン・ヤングアーティスト・パトロネージ・イン・ジャパン」にも参加。山野千里とのユニット、フジタチサトとしても活動し、展覧会を多数開催。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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