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ファーストサーバ、大規模障害の最終報告書を受領・公開
記事提供元:スラド
ある Anonymous Coward 曰く、
ファーストサーバは、大規模なデータ消失障害とその復元データの一部が漏えいした可能性に関して、第三者調査委員会による調査報告書の受領し、 その要約版を公開しました (ファーストサーバ株式会社のプレスリリース、要約版報告書 (PDF) より) 。
ユーザーデータのバックアップ体制について中間報告では、バックアップ環境を待機系のように運用していたようでしたが、最終報告書によると毎日 6:30 に同一筐体内のディスクに一世代のみバックアップがとられていたようです。
データ消失障害の原因となったシステム変更の担当者以外は社内マニュアルに従っていたが、この担当者のみがマニュアルに従わず、自作の「更新プログラム」を利用してシステム変更を行っていたという。上司もこれを認識しつつ容認していたようだ。報告書は「軽過失の枠内ではあるものの、比較的重度の過失であったものと解される」と結論づけている (ITpro の記事より) 。
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