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ネット広告ビジネスは衰退しました
taraiok 曰く、 Googleは19日、2012年第2四半期の決算を発表した。買収したモトローラ・モビリティの業績が加えられ売り上げ額は35%増加、過去最高を記録した。このためニュース記事の多くは、今回の決算に対しておおむね好意的だ。しかし、Atlantic Wireの記事では、Googleの広告クリック単価が下落している点が問題視されている(Atlantic Wire、technologyreview、本家/.)。
決算書によれば、クリック1回あたりの料金を示すCPCは前年同期から約16%低下、前期からの比較では約1%低下している。今回の決算内容からは、Googleの本業である広告ビジネスの衰退が進んでおり、Googleの将来に影を落としていることが分かる
technologyreviewの記事では、特定期間で市場から消えている紙媒体とはことなり、インターネット広告は時間の経過とともに広告内容と市場のマッチングがずれていくため、価値を失いやすいと指摘している。古い製品のレビュー記事からオンラインショッピングサイトへのリンクをクリックすると在庫切れになっている、というようなパターンは多い。これはGoogleだけの問題ではない。Microsoft、Yahoo、AOLのすべての大企業は広告収入が減少しているし、Facebookは株式公開以来、この問題で頭を悩ませている。IT業界全体で「底辺への競争」に突き進んでいる可能性があるとしている。
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