何より安全性だが抑止力の説明も必要 玄葉外相

2012年7月18日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 玄葉光一郎外務大臣は17日の記者会見で、オスプレイの沖縄配備に関連して「安全性がまず米国政府によって、同時に日本政府によって確認されるまで、準備飛行を含めて控えるということにしておりますので、そういったことを含め、更に安全性の懸念を払拭するために、どういうことができるのかということについて検討している」と語った。

 安全性の確認が大前提であることを踏まえたうえで、玄葉外務大臣は沖縄に残留する海兵隊が減っていく中で、抑止力の向上の必要も語り、現在のCH46Eに比べ、オスプレイは速度で2倍、行動半径で4倍、積載量で3倍になるとして「何よりも安全性だが、オスプレイが持つ抑止力についても昨今の安全保障環境に照らして丁寧に説明していく必要がある」と述べた。

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