関連記事
イランでApple製品が人気
米国政府の制裁措置により、数年前からAppleなど米企業のコンピューター製品をイランに輸出することは禁じられているが、首都テヘランでは100件程度の店が最新のApple製品を公然と販売しているそうだ(Reutersの記事)。
1995年からイランでApple製品を販売するRadanMacのMajid Tavassoli氏によると、Apple製品がブームになったのは3年ほど前からだという。顧客の中にはイラン中央銀行や国営放送局、新聞社、デザイナーなどが含まれるとのこと。イランではiTunes StoreやApp Storeといったオンラインサービスを利用できないが、ユーザーは他国でアカウントを作成し、その国のギフトカードを利用して決済しているそうだ。
多くの販売店は香港やシンガポール、マレーシアなどの代理店から直接取り寄せることを好むが、今年に入ってから直送は難しくなったという。代わりに使われるドバイやトルコ経由のルートでは運送費用や関税の支払い額が増加する。にもかかわらず、Apple製品のテヘランでの販売価格は米国で購入するのとあまり変わらず、欧州の多くの国で購入するよりも安いとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | ビジネス | アップル | 交通
関連ストーリー:
イランのWeb検閲システム、最高指導者の声明をブロック 2012年05月12日
「インターネットの敵」2012年版が発表される 2012年03月16日
米無人偵察機、偽のGPS信号に騙されていた 2011年12月18日
偽Apple Store、中国で発見される 2011年07月21日
イランの遠心分離機がサイバー攻撃を受けていた 2010年12月01日
イラン、人形ロボット「Surena-2」を開発 2010年07月07日
イラン、Gmailへのアクセスを禁止 2010年02月12日
イランのファイアウォール、ネットワークゲーム系のプロトコルについては検閲せず 2009年06月25日
禁輸制裁を受けているはずのイランがAMDチップでLinuxスパコン開発を発表 2007年12月25日
イラン大統領がブログを開設 2006年08月17日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク