WINEを使って非Windows/Mac環境でDiablo IIIをプレイしていたユーザー、BANされる

2012年7月4日 16:49

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日リリースされた人気オンラインゲーム「Diablo III」は通常WindowsおよびMac OS X環境でしか動作しないのだが、WINEを利用すればLinuxなどでもプレイできるらしい(WINE HQの動作確認リスト)。しかし、WINEを使って非Windows環境でプレイしていたユーザーが、運営元のBlizzardによってBANされるという事件が発生したようだ(Diablo IIIのフォーラム(環境によってはアクセスが禁止されているので閲覧できない模様)Kotaku)。

 Diablo IIIの開発・運営元であるBlizzardによるとWINEは「承認されていないサードパーティソフトウェア」であり、「不適切なアドバンテージを得ることができる不正プログラム」だそうだ。」つまり、WINEでDiablo IIIをプレイするのはチート行為だ、ということらしい。ちなみに同社の「StarCraft 2」でも、WINEを利用したプレイはチート行為とされていたそうだ。

 (追記@17:45)ComputerAndVideoGames.comの記事によると、Blizzard側は「チート検出システムの誤検出」という認識で、「LinuxでDiablo IIIをプレイするのは公式サポート外ではあるが、そのためにBANされることはない」と述べたという。

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