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塗るだけで発電する「ペンキ」の実現?
記事提供元:スラド
ある Anonymous Coward 曰く、
NEC と東北大学は液体材料を塗りつけて薄い膜を作り、微弱な温度差で発電する技術の開発に成功した。この技術の元となるゼーベック効果を用いた熱電変換モジュールはすでに市販されているが、製造工程や変換効率に課題が残っていた (EE Times Japan の記事、doi:10.1038/nmat3360より) 。
今回の新技術では、塗布面積を増やすだけで取り出す電力を増加させることができる他、パイプなどの曲面や凹凸面に沿った形状にも対応しやすくなる。将来的には、ペンキのように塗ったり、スプレーで塗布するといった方法で発電層を形成できる可能性があるとしている。
また、1 種類の材料を使用するゼーベック効果と異なり、近年発見された 2 つの材料の組み合わせで起きるスピンゼーベック効果を活用しているため、ゼーベック効果よりも、研究の幅広く、効率改善の道が開けているとのこと。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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