【銘柄診断】ダイドーリミテッドは今期の減益は一時的、利回り5.6%は魅力

2012年6月7日 21:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ダイドーリミテッド <3205> は3月21日の高値746円からの調整局面。650円を下値支えに1ヶ月ほど値固め場面にあったが、5月に入りなし崩し的な下げに見舞われ、6月4日には523円の安値にまで売り込まれた。今2013年3月期について、営業利益10億円と前期比26%減の厳しい見通しが明らかになったことが失望売りを誘うきっかけになった。

  国内では新規顧客の獲得と既存顧客との繋がりの強化を進め、効率化を図る。また、中国でも展開をさらに積極化する方針だ。今3月期も主力のニューヨーカーは売上げ増が見込まれるなど、環境は決して悪くない。スーツの卸事業を手掛けている子会社の事業撤退が今3月期の減益の要因。ただ、これも先行きの収益アップを企図したもので、基本的にはプラス要因と考えられる。

  株価が下げてきたことで配当利回りは5.6%にアップ。利回り買いで報われる水準だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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