関連記事
Apple、「iOSセキュリティガイド」をリリース
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 Appleが先週、「iOSセキュリティガイド」というドキュメントを公開した。iOSのシステムアーキテクチャ、暗号化によるデータ保護、ネットワークセキュリティについて記述されているもので、AppleがiOSのセキュリティーアーキテクチャおよび機能に関する情報を公開するのはこれが初めて(本家/.、Threat Post記事)。
このドキュメントではいままで言及されていなかったASLR(アドレス空間配置のランダム化)についても詳しく説明しているそうだ。iOS標準のアプリは起動時にメモリ領域アドレスがランダム化されるようになっており、またサードパーティーのプログラムについても、iOSアプリの統合開発環境であるXcodeが自動的にASLRサポートを有効にしてコンパイルするとのこと。
同ガイドを読んだところで新たな情報を得ることはほとんどなさそうだが、いままで公表されていなかったiOSのセキュリティについて、Appleがセキュリティガイドという形で情報公開したのは重要なことかもしれない。
スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | セキュリティ | アップル | iOS
関連ストーリー:
ウォズ、Appleにオープン化を促す 2012年05月17日
Dropbox SDKを使用したアプリ、App Storeで軒並み却下 2012年05月05日
iPad でマルチウィンドウを可能にするアプリ (ただしタブなし) 2012年05月02日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク