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[仕事術]複数の仕事をしているときのタイムマネジメントの課題
景気の低迷で、二つ以上の仕事を抱えたフリーランサーやコンサルタントなども含めて、パートタイム労働者の数が急激に増加しています。その結果生じる課題に対処するとき、誰もが心にとめておいた方がいいことがあります。[写真拡大]
景気の低迷で、二つ以上の仕事を抱えたフリーランサーやコンサルタントなども含めて、パートタイム労働者の数が急激に増加しています。その結果生じる課題に対処するとき、誰もが心にとめておいた方がいいことがあります。
生産性を達成し、時間を管理するための一般的なテクニックを使うのがより難しくなっているということです。ここにその理由をいくつか挙げておきます。
○ひとつのことをやっては他のことをし、また前にしていたことに戻って取り組む、ということをしなくてはならないからです。一度にひとつのことに集中したほうが、複数のことを同時にやるという無駄な努力をしなくていい分、生産性が上がるのですが、そうはできません。
○抱えている仕事をすべて2~4時間でやってしまわなければならない場合、邪魔が入らないまとまった時間を毎日予定に入れるという贅沢なことはできないかもしれないからです。
○予定に移動時間を組み込まなければならないので休憩時間がまったくなくなるからです。家族や自分のための時間がほとんど取れないということになりかねません。
しかし、ここで誰にでも当てはまるアドバイスもあります。これは、ひとつのことだけをやっている人にも、複数のポジションでバランスをとりながら仕事をしている人にも言えることです。状態を悪くしないように頑張ろうと四苦八苦している自分に気が付いたとき、できることは何でしょうか。
○より計画的に物事を進められるようになることが最優先です。メールや他に入ってくる仕事に対処する方法を考えましょう。今すぐその手順を実行して、それを続けるほうが、小さな仕事が山積みになるのを目にしてから取り掛かる場合より、物事がより簡単に進みます。こうすることで、毎日数分ずつ時間を節約し、ストレスを減らすことができます。始めるのに助けが必要な場合は、待っていないで今すぐ助けを呼びましょう。
○家族を巻き込みましょう。自分一人で全部することはできません。配偶者や子供たちに家事を分担することは、家での仕事を怠けていることにはなりません。むしろ、そうすることで家族が交流する時間が増えるのです。
○あなたの「自由にできる」数分間を最大限活用しましょう。生産的で現実逃避もできることといったら何があるでしょうか。たとえば、陽気なダンス音楽を聴きながら体を動かすのはどうでしょう。頭脳労働のスイッチをOFFにし、単調で退屈な状態になることなく夢中になれる何かを探してください。
○次の週の予定を前もって立てましょう。仕事でしなければならないことと私的な活動の両方を書き出してください。予定は変わることもあるかもしれませんが、最初に書き留めておくと予定通りになる可能性が高くなるのです。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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