【銘柄フラッシュ】タカラレーベンが急伸し東芝やパナソニックは反発

2012年5月17日 16:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  17日後場は、東芝 <6502> が国内でのテレビ生産を完全に終了と伝えられて上値を追い、大引けは5.6%高。テレビ事業の改革促進の期待からソニー <6758> が一段ジリ高となり3.9%高。前場は軟調だったパナソニック <6752> も堅調に転じて3.5%高。「アイフォーン」に次期製品に液晶パネルを供給と前場伝えられたシャープ <6753> も堅調なまま5.7%高。東証1部の売買代金1位は前場に続きトヨタ自動車 <7203> となり、持ち直して1.5%高。

  三菱製紙 <3864> は前場、磁性吸着剤を用いた放射能除染システムを発表し急反応となり、株価2ケタのため、少額で勝ちグセを取り戻すのに最適と前引けの1.4%高から大引けは4.2%高。

  東証1部の値上がり率1位は前引けと同じ廣済堂 <7868> となり動き出すとけっこう大相場を出すイメージあり業績も良好と17.2%高、2位も前引けと同じトリドール <3397> となり好業績に加えいちよし証券の積極評価が伝えられ出直り拡大の11.7%高、3位には日本写真印刷 <7915> が入り信用倍率などの需給妙味がいわれて急反発の10.9%高。

  タカラレーベン <8897> は日銀の2日連続REIT(不動産投信)買い入れに加え後場は4月の首都圏マンション動向を材料に一段上値を追い10.7%高。ペガサスミシン製造 <6262> は自社株買いを好感し10.6%高。共栄タンカー <9130> はバルチック海運指数が久々の反発とされて9.4%高。コジマ <7513> は増資による株式希薄化の下落が一巡し信用需給の取り組み拮抗がいわれて急反発の9.0%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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