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"生命の樹" に新たな枝を加える原生生物
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、
ノルウェーのオスロ大学に属する研究者 Kamran Shalchian-Tabrizi 氏は、ノルウェーの首都オスロから南へ約 30 km にある湖で、藻類を食べる原生動物を発見したと発表した。この湖の泥で生活する微生物の遺伝子配列は、現在、地球上で生きているどの既知の生命体とも一致しない「新しい基礎群」であると見られている (msnbc.com の記事、本家 /. 記事より) 。
この新しい原生動物のサイズは約 30〜50 ミクロンで、細胞核を有する真核生物であるが、遺伝子構造的に動物、植物、菌類、藻または原生生物の主要 5 グループに属さない。原生生物とアメーバという 2 つの異なった特性を持ち、鞭毛を 4 つ持つ点もユニークだとしている。
Shalchian-Tabrizi 氏は今回の発見は、生物の進化や分岐過程を図示する「生命の樹」に新たな枝を加えるものだとしている。
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