関連記事
豚の排泄物からバイオガス
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 オーストラリアの研究機関、CRC CAREは中国の科学者らと協力して、豚の排泄物からバイオガスを取り出す嫌気性バイオリアクターを開発したとのこと(プレスリリース 、Reutersの記事)。
中国では7億頭の豚が飼われており、国内で消費される肉の3分の2を生産しているという。しかし、排泄物は1割程度が肥料として使われる程度で、環境汚染や健康への影響が問題になっていた。「PooCareTM」と呼ばれるバイオリアクターは地下に設置され、大きさ30x10x4メートル。送り込まれた排泄物は1ヶ月かけて分解され、処理後の固形物は肥料として利用可能だという。最初の1台は中国・武漢市で稼動しており、生成されたバイオガスが地域の家庭に供給されているとのことだ。
スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | 地球 | オーストラリア | spam | バイオテック | サイエンス | 中国
関連ストーリー:
デンバー動物園が「ウンチで走るトゥク・トゥク」をお披露目 2012年03月29日
パンダの腸内細菌、低コストなバイオ燃料の鍵となるかも 2011年09月04日
鶏の脂肪から作られたバイオディーゼル燃料 2010年11月09日
汚物を燃料として走行するビートル 2010年08月10日
バイオ燃料の生産で温室効果ガス排出量が増える 2008年02月12日
世界初、バイオガスで走る列車 2005年06月22日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク