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アップル、広告付きMac OS 9の無償提供を計画していた
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 ケン・シーガル氏が執筆した「Insanely Simple: The Obsession That Drives Apple's Success」(日本語タイトルは「Think Simple - アップルを生み出す熱狂的哲学」)」によれば、アップルは広告付きアップグレード版OSの無償提供を1999年のMac OS 9リリース当時に計画していたとのこと(MacRumorsの記事、本家/.)。
当時Mac OSのアップグレード価格は99ドルだったが、スティーブ・ジョブズ氏はMac OS 9の第2版を広告付きで提供することを考えていたという。価格を理由にOSをアップグレードしないユーザーを取り込みつつ、広告による収入を得るというアイディアだ。無償バージョンのユーザーはアップグレード料金を支払うことで、いつでも広告なしバージョンに変更できるというもので、OS起動時のほか、インク切れ時にインクカートリッジの広告を表示するなど、場面に応じた広告の表示も検討されていたとのこと。この計画は最終的に実現しなかったが、2008年になってアップルは広告付きOSの特許を申請している(/.J記事)。
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