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Windows RT、開発時間不足でドメイン接続機能搭載を断念?
taraiok 曰く、
先週の金曜日、「Microsoft は、Windows RT の開発時間が足りなくなったのかもしれない」と、元 Microsoft 技術者で Windows 7 の仮想化技術などの開発を手がけた Michael Cherry 氏が指摘した (COMPUTERWORLD の記事、本家 /. 記事より) 。
Windows RT は Windows 8 から分岐した ARM コア対応バージョン。現在の Android タブレットなどで主流になっている省エネ性能の高い ARM SoC 搭載デバイスに対応しているのが特徴だ。その Windows RT にドメイン接続、仮想クライアント・サポート、PC 管理といった機能がないことから業務用タブレット OS としての機能不足が指摘されている (COMPUTERWORD 日本語版記事) 。
Cherry 氏がとくに問題点として指摘しているのが、Windows RT の備える業務利用向け管理機能のうちドメイン接続機能が欠如している点。ドメイン接続機能がないと、外部ネットワークから企業の共有資源にアクセスすることができず、Windows RT の業務用端末としてのメリットが激減することになる。Cherry 氏は「これは私の憶測だが」と前置きした上で、バッテリーの駆動時間とのトレードオフでドメイン接続機能が搭載できなかったのではないか、としている。加えて、Apple の iPad はすでに第三世代に達している。Microsoft は (タブレット PC では) ライバルとなる Apple と Google の後塵を拝している立場だ。開発時間の不足がこうした必須機能不足につながったものと思われるとした。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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