ネオレックス、iPadにQRコードをかざすクラウド勤怠管理システムアプリを提供

2012年4月12日 22:27

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 クラウドシステム開発の株式会社ネオレックス(本社:名古屋市熱田区)は、クラウド(SaaS・ASP型)勤怠管理システム「バイバイ タイムカード」の新たな打刻方法として、米アップル社のiPadをQRコードタイムレコーダーにする業務用アプリ「バイバイ タイムカード for iPad」を開発、提供を開始した。

 「バイバイ タイムカード for iPad」は、米アップル社のiPadをQRコードのタイムレコーダーとして利用するための業務用アプリで、多様な打刻方法を特徴とするクラウド(SaaS・ASP型)勤怠管理システム「バイバイ タイムカード」の12種類目の打刻方法として開発された。

 社員やアルバイトなどの勤務者は、iPadのインカメラ(液晶側の自分撮り用カメラ)に打刻用のQRコードをかざすことで、出勤時刻、退勤時刻を記録(打刻)することができる。打刻された情報は、インターネットを通じて「バイバイ タイムカード」のサーバへリアルタイムで送られ、顧客ごとに異なるルールにもとづき、休憩の自動挿入、割増の判定などを含む集計をへて、最終的には給与計算用のデータとして出力される。

 iPadにQRコードのプリントされたカードを読み取らせる打刻操作はとても簡単で快適。これにより、同じ時間にたくさんの人が出勤する職場や、情報機器の操作に不慣れな人の多い職場でも、安心して利用できる。

 また、クラウド(SaaS・ASP型)勤怠管理システム「バイバイ タイムカード」の管理者用システムは、iPad標準のブラウザーSafariでも利用できるため、打刻に利用しているiPadで管理者がシステムへログインし、打刻の修正などを行うことも可能。

 さらに、打刻用のカードは一般的なプリンターで出力可能で、1枚1枚購入コストの掛かるICカードと比べ、非常に低コストでカードを作成できる。このため、アルバイトの入れ替わりがあった場合も、ICカードのように「回収→書き換え→再配布」という流れではなく、辞めた人のカードは破棄するという非常にシンプルな業務フローが実現できる。

 「バイバイ タイムカード for iPad」は、国内主要クラウド勤怠管理システムのiPad用タイムレコーダーアプリとしては、初めてQRコードに対応した(ネオレックス社調べ)。なお、当面はApp Storeでの一般公開は行わず、業務用のアプリケーションとして契約法人へ直接提供していくという。

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