ロボットのための LAMP スタックを作ろう!とベンチャー企業のエライ人語る

2012年4月3日 11:20

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 カリフォルニア州のベンチャー「Willow Garage」には、「PR2」と呼ばれる 40 万ドルのヒューマノイド型ロボットがある。PR2 は 2 本の腕を持ち、独立して歩き回るだけでなく、壁にあるコンセントに行って勝手に再充電するルンバ並みの知性がある (本家 /. 記事より) 。

 この Willow Garage は次世代ロボットを作るためのオープンソースのハードウェアおよびソフトウェアを普及させている企業で、同社のロボット用の OS はすでに世界中で何百ものロボットに採用されているらしい。Willow Garage のエライ人である Brian Gerkey 氏は、ロボット開発のオープンソース化は「絶対に必要」と強く主張してる。Web アプリケーションの LAMP スタックのように基本ツールセットがロボット産業にも必要なのだという。すでに Apache ソフトウェア財団のようなオープンソースソフトウェア・コミュニティを作ろうという動きも出ているようだ。XCONOMY の記事によれば 5 月には関連したイベントもやるらしい。

 米国ではオープンソースのロボットも特許や法律に制限が出てきているので (参考: /.J 記事) 、その辺を踏まえた発言なのかもしれない。

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