ブラジルの公立学校で「さぼり防止チップ入り制服」の着用が義務付けられる

2012年3月27日 08:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 ブラジルのビトリア・ダ・コンキスタにある公立学校213校のうち、2万人の学生が通う25校では先週より、マイクロチップの埋め込まれたTシャツの着用が義務づけられることとなった(本家/.newser記事)。

 このチップ入り「インテリジェント・ユニフォーム」には、学生が従業を「さぼる」のを防止する効果が期待されている。この制服を身につけた生徒が校舎に入ったところで保護者の携帯にメールを送付してその旨を知らせたり、また、授業開始から20分が経過しても生徒が教室に現れない場合には、「あなたの子供はまだ学校に到着していません」というメッセージが送付されることになる。

 2013年には、このマイクロチップ入り制服の着用義務範囲を、4から14歳を対象に市内の全公立学校に拡大する予定とのこと。

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