パソナテック、クラウドソーシングサービス「Job-Hub」を開始 

2012年3月14日 17:09

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 ITに専門特化した人材サービス・アウトソーシングサービスを行う株式会社パソナテック(本社:東京都千代田区)は14日、個人が企業に属することなく、時間や場所に囚われずに仕事を自由に選択し、個人もしくはチームで働くネット上での“コワ―キング(co-working)”を実現する「Job-Hub(ジョブハブ)」 のサービスを、4月から開始すると発表した。4月からのサービス開始に伴い、「Job-Hub」上で仕事を受託する在宅ワーカーや個人事業主等の“コワーカー(co-worker)”の募集及び登録を本日から行っていく。

 同サービスは、個人と業務を依頼する企業が、互いにWeb上で業務の受発注や成果物の検収、請求・支払などの決済を一括で行えるクラウドソーシングサービス。データ入力や記事作成など、多くの人に短期間で業務を依頼することに適した「マイクロタイプ」、Web制作、システム開発など適切な依頼先の確保が難しい業務を依頼することに適した「エキスパートタイプ」など、幅広いジャンルに対応可能な業務依頼方法を用意している。

 業務のタイプを幅広く用意することで、「空いている時間に在宅で働きたい」、「プロフェッショナルとして独立したい」などの、“コワーカー”のライフスタイルに応じた働き方を選択できるサービスを提供する。4月には「マイクロタイプ」をリリースし、育児や介護などで仕事を離れている主婦層、就業機会の少ない地方の人を“コワーカー"の主な対象としている。「エキスパートタイプ」のサービスリリースは7月を予定しており、専門スキルを持つ個人事業主を対象とする。同サービス上には個人の業務実績や評価など、個人プロフィールが公開されており、企業は業務内容に応じて最適なスキルとキャリアを持つ人材に発注することが可能となる。

 パソナテックは、「Job-Hub」のサービスを通じて、インターネット環境さえあれば個人がライフスタイルにあった働き方を選べるほか、世界中の“コワーカー”が集い、チームを組んで一つの案件を受託することができる”コワーキング” を実現し、在宅勤務者や専門スキルを持つ個人事業主の就労機会の拡大を図り、新たなワークスタイルを通じて雇用創造を目指していく。

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