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ホームレスをWi-Fiホットスポットとして利用する試み
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 テキサス州オースチンで開催中のイベントSouth by Southwest(SXSW)のインタラクティブコンベンションにて、広告代理店のBartle Bogle Hegarty(BBH)がホームレスシェルターを提供するFront Steps Shelterと提携して、ホームレス生活者らをWi-Fiホットスポットに利用したチャリティーが行われているとのこと(本家/.、WIRED記事)。
同シェルターのホームレスに4GモバイルWi-Fiルーターを携帯させてWi-Fiホットスポットにし、Wi-Fiを利用するSXSWi参加者に対して寄付金を募るというものである。表向きには寄付金の「金額は各人が決める」というになっているようだが、 推奨金額は15分間の利用で2ドルとのこと。寄付金は全額Wi-Fiサービスを提供したホームレスが直接受け取ることになっている。
これまでホームレス生活者らは新聞を売ることで収入を得ていたのだが、デジタルメディアの普及によって新聞販売は減少傾向にあるという。このためBBHは新聞販売の代わりとなるデジタルサービスの提供を提案しており、この「ホームレス・ホットスポット」が成功モデルとなることを期待しているとのこと。
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