[仕事術]オフィスの整理整頓は生産性を高める

2012年3月5日 22:34

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デスクがぐちゃぐちゃに散らかっている人は、忙しすぎて整理する余裕もないのでしょうか。あるいは、デスクが汚いために仕事のがうまくはかどらず、掃除する余裕すらなくなっているのでしょうか?

デスクがぐちゃぐちゃに散らかっている人は、忙しすぎて整理する余裕もないのでしょうか。あるいは、デスクが汚いために仕事のがうまくはかどらず、掃除する余裕すらなくなっているのでしょうか?[写真拡大]

 デスクがぐちゃぐちゃに散らかっている人は、忙しすぎて整理する余裕もないのでしょうか。あるいは、デスクが汚いために仕事のがうまくはかどらず、掃除する余裕すらなくなっているのでしょうか?

 仕事場の環境を整理整頓しておくことと仕事の生産性は密接に関係しているものですが、多くの人が、自分のスペースに書類や資料、雑誌などが大量にたまっていくことを見過ごしています。こうしたことはオフィスにはよくあることのように思えますが、仕事をする環境がきちんと整頓されていなければ、長期的には必ず大きなツケを払うことになります。

 常に整理整頓して仕事場の環境をきれいに保ておくのがよい考えであることは誰もが同意するところだと思いますが、問題は、忙しくなった時にはとりあえず空いているスペースにものを置いておくという誘惑にかられやすいということです。

 しかし、これが1カ月や1年も続いてしまうと、適当に配置したことでどこにあるか分からなくなったものを探す時間がどんどん大きくなっていきます。そして、重要なメモや資料を紛失したり、必要な時に必要なものが探し出せなくなってしまいます。

 では、どうすればよいのでしょうか?まず第一に、まる1日か2日をかけて自分の仕事スペースを整理しましょう。こうした事は誰でも何度かは経験があると思いますし、決して楽しい作業ではありませんが、必要な事です。

 そして、この“大掃除”を実行した後には、これからは決して散らかした状態にはしないことを誓いましょう。新たに整理されたエリアを再びゴチャゴチャにしてしまうのではなく、毎日仕事の終わりに10分~15分の時間を取って整理整頓をするようにしましょう。こうしておけば、ひどい状態にはなることがありませんし、毎日をフレッシュで整頓された環境で始めることができます。

 忙しければ、仕事場が少々汚くなるのはやむをえないと思われるかもしれませんが、汚いデスクは確実に生産性を低下させます。ですから、整理整頓する習慣を身につけて、時間を節約し、ストレスを軽減しましょう。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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