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e-tax申告 1割前後で低迷
記事提供元:エコノミックニュース
確定申告が始まっているが、楽天リサーチが同社登録モニターの中から全国の20歳から69歳までの1000人を対象に確定申告に関するアンケートを行った結果、63.8%が確定申告を経験しており、確定申告を自身で行った人(578人)のうち、54.7%が税務署の申告会場や窓口を利用。12.5%が税務署庁舎外の会場などを利用するなど、アナログでの申告が主流を占めた。申告時に質問や相談に対応してもらえるというのも大きいようだ。
一方、国税庁がめざすe-tax(国税電子申告・納税システム)での確定申告経験者は9.2%にとどまっている。今年の申告についてe-taxで申告するとの回答は13.3%と4.1ポイント上昇してはいるものの、8割以上の人がe-taxを知っていると回答している割には利用者が少ないことも分かった。
楽天リサーチでは、e-taxが利用されにくい理由について「ICカードリーダライタの入手に費用がかかる」(21.3%)、「利用方法が分からない」(18.2%)、「電子証明書の取得に手間がかかる」(15.9%)などの回答が多くあり「費用やノウハウ、手間などが利用促進の大きな障害になっている」と分析している。e-tax申告普及への改善策が浮き彫りになっていた。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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