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[仕事術]働くべきではない3つのタイミング
今回は働いてはいけない3つのタイミングについてご紹介します。[写真拡大]
ハードワーカーと聞くと、どんなことを思い浮かべますか?他の人が退社した後もずっとオフィスに残って仕事をし続けるような人でしょうか?
多くの人は、ハードワークを休みゼロで働いていると思われるような仕事人間と結びつけて考えると思います。そういった人々は確かにモーレツに働いています。しかし、重要な目標に対する着実な進歩という観点から見て、そういったハードワークのスタイルは、本当に効果的なものでしょうか?
タイムマネジメントと生産性のコンサルタントとしての経験の中で、“モーレツに働く”アプローチが逆効果になるケースを見てきました。人間の心と体は定期的な休息を必要とするものですし、休息を全く取らなければ、どれだけ働いたとしても、生産性は大きく低下することになります。
このことを心に留めて、今回は働いてはいけない3つのタイミングについてご紹介します。
■病気がひどい時
少々の風邪をこじらせている時に仕事をするのと、重症の時でも普段どおりの仕事をしようとするのは全く別のことです。第一に、重い病気の時は気力や体力を回復させて、健康な状態で仕事に復帰することに集中すべきです。また、無理に出社しても、病気の時には優れた判断はできませんし、同僚に病気をうつしてしまう恐れもあります。
■休暇の間
どんな人でも時々は休息が必要です。また、普段は1日のスケジュールを埋め尽くしている仕事から離れると、かえって有益な視点が得られることもあります。人間の精神のユニークなところは、大きな閃きや発見が直接そのことに関わっている時にではなく、思いがけない時に得られることです。ですから、休む時には仕事のことはきっぱり忘れてよく休みましょう。
■家族と過ごす時間や自分だけの時間
皆さんは、1日のどんなタイミングで仕事を終わりにして、家族や愛する人と過ごす時間を持っているでしょうか?どこかで明確な線を引いて、きっちりとそれを守るべきです。時には家に仕事を持ち帰らなければならなかったり、家族との約束をキャンセルしなければならない時もあるでしょうが、ただ、仕事をもうちょっと進めたいというだけならば、人間関係を悪化させてまでやる価値はありません。また、家庭で家族との関係に問題を抱えるようになるとそれが大きな重荷となり、仕事での生産性にも大きな影響を及ぼすようになります。
いつ働くべきか、いつ休息を取るべきかをわきまえておきましょう。“ハードに働くのをやめる”ことは一見すると逆効果のように見えますが、生産性、健康、キャリアに対して確かにベストな方法だと言えます。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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