真摯に真剣に受け止め精査、対応する 防衛大臣

2012年2月22日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 田中直紀防衛大臣は米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への代替施設建設に向けた環境影響評価書に対する沖縄県知事からの意見への対応について、21日、「知事意見の内容を真摯に、真剣に受け止め、精査し、その上で、当該意見を勘案し、評価書の補正をする等、法令等に基づき、適切に対応していきたい」と語った。

 田中防衛大臣は「3月27日に埋め立てにかかる知事意見も頂くので、その意見もあわせて精査していく作業に入りたい」とした。特に「騒音の問題、環境の問題が中心になる」とし、「騒音の問題についてもっと情報を公開し、不安の無きよう対処していくのが当然必要で、相当の努力をしていく」とした。

 また「地域の理解なくして先に進めるわけにいかない」と明言し「ご理解を頂くように最大限の努力をしていく」と繰り返し、理解への努力を強調した。

 仲井眞弘多知事は、さきの環境影響評価書に対し「生活環境および自然環境の保全を図ることは不可能」とする意見書を20日に防衛省に提出し、あわせて、普天間飛行場の県外移設を改めて求めた。

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