レーザーを使ったスキャナでペットボトルの中身を分析

2012年2月16日 11:30

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記事提供元:スラド

 capra 曰く、

 非侵襲解析装置を開発する Cobalt Light Systems はレーザーを使い液体を識別する INSIGHT 100 を発表した (Gizmag の記事本家 /. 記事より) 。

 このシステムは液体に対し赤外線に近い波長のレーザー光を複数箇所から照射し、装置に反射された光の波長を分析することで液体の中身を識別する「空間オフセットラマーン分光法」を利用したものだそうだ。

 誤検出率は 0.5 % 未満であり、容器の色や透明度、プラスチックやガラスといった素材に関わらず検出可能とのこと。また測定にかかる時間は 5 秒程度とされている。同社によるとこのシステムは既に欧州の民間航空安全試験に合格しているとのことで、実用化されれば飛行機にペットボトルを持ち込める日が再び来るかもしれない。

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