[仕事術]優先順位を他人に決めさせない

2012年2月14日 12:45

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効果的なタイムマネジメント(時間管理)と生産性の向上は、正しい優先順位付けをすることにかかっています。適切な短期的・長期的な目標を心に留めておけば、自分が目指しているところにおのずと進んでいくことになります。

効果的なタイムマネジメント(時間管理)と生産性の向上は、正しい優先順位付けをすることにかかっています。適切な短期的・長期的な目標を心に留めておけば、自分が目指しているところにおのずと進んでいくことになります。[写真拡大]

 効果的なタイムマネジメント(時間管理)と生産性の向上は、正しい優先順位付けをすることにかかっています。適切な短期的・長期的な目標を心に留めておけば、自分が目指しているところにおのずと進んでいくことになります。

 この優先順位を決めるということに関して、注意すべきことがあります。それは、自分の人生における優先順位や仕事上での優先順位を決めておかなければ、誰か他の人が優先順位を決めてしまうということです。

 通常、その誰かというのは、職場では上司やそれに相当する人物になります。これは不自然なことではありませんが、上司の優先順位というのは、必ずしも自分自身の優先順位とは一致しません。現在の職場での仕事はもちろんよくこなすべきですが、自分の長期的な目標に対しても一定の重要性を置いておかなければ、大きな目標は実現できません。皆さんにはどんな夢があるでしょうか?

 また、自分以外の人もそれぞれ目標を持っているということも覚えておきましょう。上司は皆さんにも自分の目標を達成してもらいたいと考えているかもしれませんが、皆さんの長期的な目標が何なのかすら知らない可能性も少なくありません。

 また、皆さんの上司にも自分の目標があるということも覚えておきましょう。上司は皆さんにも自分の目標を達成してもらいたいと考えているかもしれませんが、皆さんの長期的な目標が何なのかすら知らない可能性も少なくありません。目標が知られていなければ、上司の目指す目標と皆さんの目標とは一致しないことが十分に考えられます。このため、適切な講座やセミナーに参加して、適切なトレーニングを受け、望ましい人々とのネットワークを構築するなどの努力を自分で重ねる必要があります。

 優先順位付けを行わなければ、今現在に最も重要だと思われることが関心の対象になりやすくなります。しかし、自分の夢は、永遠に待っていてはくれません。ですから、長期的な目標や夢をかなえる事が最も優先すべきことであるということを覚えておきましょう。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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