ユニクロ、6月にフィリピン初出店　首都マニラの巨大ショッピングモールに

　ユニクロは9日、今年6月に、フィリピン1号店を首都マニラにあるアジア最大級の巨大ショッピングモール「モール・オブ・アジア」にオープンすると発表した。「ユニクロ　モール オブ アジア店」はメンズ、ウィメンズ、キッズを取り揃えた売場面積約470坪の大型店舗となる。ユニクロは、シンガポール、マレーシア、タイに続きフィリピンへ出店することで、東南アジア市場での基盤を強固にし、さらなる飛躍、拡大を目指す。

　ユニクロが今回フィリピンに初出店する「モール オブ アジア」は、首都マニラのベイエリアにある、総床面積が東京ドーム8個分の巨大モール。ファッションブランドが一堂に揃うアパレル激戦区として、また観光スポットとしても人気のマニラ湾に隣接した同施設は、マニラ全土から顧客が集うフィリピン随一のショッピングモール。

　ユニクロは、現在アジアを最大の成長機会と捉え、今後ますます出店を加速させたいと考えている。2012年1月末現在、ユニクロの店舗数は日本851店、海外234店、その内、日本以外のアジア店舗は214店にまで至っている。中でも東南アジアでは、シンガポール、マレーシアに続き昨年9月タイに初進出し、現在11店舗まで拡大した。そして、いよいよ今年、フィリピン初のユニクロがオープンする。