[仕事術]職場での評価アップと転職に備えるための3つのアドバイス

2012年2月9日 16:12

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今回は、転職を有利にするためのいくつかのポイントを見てみたいと思います。他のタイムマネジメントのアドバイスと同様に、どのアドバイスも皆さんの現在の仕事で生産性の向上に役立ちますが、同時に将来的に別の仕事で働く際にも役立つものです。

今回は、転職を有利にするためのいくつかのポイントを見てみたいと思います。他のタイムマネジメントのアドバイスと同様に、どのアドバイスも皆さんの現在の仕事で生産性の向上に役立ちますが、同時に将来的に別の仕事で働く際にも役立つものです。[写真拡大]

 タイムマネジメント(時間管理)の領域には、タイムマネジメントを実行する人自身にとって有益な事がたくさんありますが、社員の生産性は雇用する側の会社にとっても重要です。そのため、企業は社員が常に正しく目標に向かっていくために大きな努力を費やします。ほとんどの場合、これはWin-Winの関係です。社員が熱心に働き、生産性が高まれば、企業はより多くの収益を上げるようになり、社員のキャリアは好ましい方向へと進みます。

 しかし、現実にはこのようにうまく行くケースばかりではありません。皆さんがどれほど熱心に働いても、会社全体の業績は低迷することもあり得ます。あるいは、経営上の決定や社内政治のために悪い状況に置かれる可能性もあります。また、皆さんがどれほど生産的であっても、様々な理由から、いつか新しい職を探すことになっている可能性もあります。

 今回は、そうした事態にも備えられるように、転職を有利にするためのいくつかのポイントを見てみたいと思います。他のタイムマネジメントのアドバイスと同様に、どのアドバイスも皆さんの現在の仕事で生産性の向上に役立ちますが、同時に将来的に別の仕事で働く際にも役立つものです。

■1カ月に1回、新しいビジネス書を読む
 その時々で重要なトピックや自分の業界についての知識を持ち、論じることができるのは、現在のポジションにとどまる人と昇進する人とを分ける重要なポイントです。時々、意識的に重要な情報のインプットに努めてみましょう。皆さんの総合的な価値が高まることになります。

■古い友人と連絡を保つ
 ほとんどの人は、学生時代の同級生や、違う職場にいる友達やかつての同僚がある程度いると思います。同じ組織に所属していないというだけで、そういった人々との交流を絶やす必要はありません。ときどき電話でもかけてみると、世間で何が起こっているのか、もう少し広い視野から理解できるようになります。また、皆さんのコネクションを維持し、次の職を見つける時には助けとなります。

■1カ月に1回は交流会や業界のイベントに出席する
 同じ理由から、こうしたイベントに参加して、定期的に人と会うことは重要です。そうすることによって、競合企業の動向もよりよく把握でき、将来のチャンスがどこにあるのかを見出す感覚も養えます。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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