日清製粉、福岡市に最新鋭の製粉工場を建設 総工費は約100億円

2012年2月2日 11:11

印刷

 日清製粉は2日、今年5月、福岡市中央区の須崎埠頭において、新たに製粉工場(福岡工場)の建設に着手すると発表した。総工費は約100億円。2014年2月に完工予定。

 福岡工場は、2ラインの最新鋭製造設備を有し、ローコストオペレーション体制により将来の自由化された市場においても勝ち残っていく競争力を実現する。また、最新の技術・ノウハウを活用するとともに、製品の安心・安全レベル及び建物の耐震強度を十分に確保し、さらに環境面においても万全の配慮をする。

 2014年2月の完工とともに、内陸部の鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)と筑後工場(福岡県筑後市)を閉鎖することで、臨海大型工場への生産集約による生産性向上を実現し、九州地区に安定的・効率的な小麦粉の供給を行っていく。

関連記事