[仕事術]生産性を高める3つのリラックス法

2012年1月26日 00:45

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私のクライアントで“息抜き”について考える人はほとんどいません。皆さん、生産性と関わりがないことは避けるからです。気楽にゆっくりすることは、より多くこなすことと対極ですから、当然かもしれません。

私のクライアントで“息抜き”について考える人はほとんどいません。皆さん、生産性と関わりがないことは避けるからです。気楽にゆっくりすることは、より多くこなすことと対極ですから、当然かもしれません。[写真拡大]

 私のクライアントで“息抜き”について考える人はほとんどいません。皆さん、生産性と関わりがないことは避けるからです。気楽にゆっくりすることは、より多く何かの仕事をこなすこととは対極ですから、当然かもしれません。

 しかし、ある面ではリラックスと生産性はコインの両面のように切っても切れない関係にあります。人間の精神は、休憩なしで何時間も同じ作業をこなすのには向いていません。1日に何度か5分から10分の“ミニブレーク”を取ると、集中力を取り戻し、フレッシュな状態で再び仕事に臨めるという明確なメリットがあります。

 ここでは、短い休憩を取るうえで、有効な3つのアドバイスをご紹介します。

■ノイズキャンセリングヘッドホンに投資する
 頻繁に旅行をする人は、飛行機の中での時間を過ごすのにノイズキャンセリングヘッドホンを活用していますが、ヘッドホンはオフィスでも有益な資産となります。性能の良いヘッドホンを使えば、外界の騒音はほとんどすべてシャットアウトできるため、数分間目を閉じていれば、その間は周りのことをすべて無視することができます。

■仮眠をとることを恐れない
 多数の精神科医が、数分以下の短い仮眠が精神的にも肉体的にも健康上良い効果をもたらすという研究結果を示しています。オフィスでベッドを組み立てることには気が引けるでしょうが、ヘッドホンとアイマスクをつけてドアを閉め、5分間仮眠を取ることならハードルが低いのではないでしょうか?快適すぎて本格的に眠ってしまうことがないように、アラームのセットは忘れないようにしましょう。

■少しのユーモア
 短い休憩を取った後には、仕事に直行するよりも、1-2分間は何か面白い事を探してみましょう。ネット上にはネタが多くあふれています。少し心を元気付けるだけで、考えがポジティブになり、差し迫った課題にも取り組みやすくなるはずです。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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