フィッシングを規制対象に 警察庁が不正アクセス禁止法改正案を提出

2012年1月24日 19:40

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記事提供元:スラド

RainCat 曰く、 警察庁は24日、不正アクセス禁止法改正案の概要をまとめた(毎日新聞)。

 この改正案が成立すれば、他人のIDやパスワードの不正な取得だけでなく、不正取得を試みる行為(いわゆるフィッシング)まで罪に問えるようになる。

 なお、現在の法律では不正アクセスが行われた後にしか罪に問えないため、銀行業界などが未然防止などの対策を求めていた。

 改正案ではフィッシング行為だけでなく「偽サイトを作成して閲覧可能にする」「偽サイトに誘導するメールの送信」も処罰対象で、いずれも「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」となるという。

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