[仕事術]最も能率が上がる時間に、一番重要な仕事をする

2012年1月14日 00:59

印刷

多くのビジネスパーソンは、出世していくにつれ、興味深い事を経験します。それは、昇進するたびに、やらなければならないことはさらに増えますが、仕事をいつどのようにするかという点については、より自由度が高くなるということです。

多くのビジネスパーソンは、出世していくにつれ、興味深い事を経験します。それは、昇進するたびに、やらなければならないことはさらに増えますが、仕事をいつどのようにするかという点については、より自由度が高くなるということです。[写真拡大]

 多くのビジネスパーソンは、出世していくにつれ、興味深い事を経験します。それは、昇進するたびに、やらなければならないことはさらに増えますが、仕事をいつどのようにするかという点については、より自由度が高くなるということです。

 責任が増すこととスケジューリングの柔軟性が同時に生まれる訳ですが、これをどのように扱うかによって、大きな進歩を遂げることもできれば、仕事のパフォーマンスの低下を招いてしまうこともあります。

 このことを心に留めて、ここでは私と当社のクライアントに非常に効果的だったアドバイスをご紹介します。

 それは、「最も重要なタスクのために、中断されずに仕事できる時間を設定する。そして、自分が1日の中で一番エネルギーに溢れている時にそのタスクをこなす」ことです。

 自分の頭が冴え、最もエネルギッシュでクリエイティブになれる時間を最も重要な仕事のために取っておきましょう。その時間には電話を取ったり、会議を入れることは極力避け、作業を中断されるようなことは最小限にします。

 この習慣があれば、最も重要な時間に自分のベストの仕事をすることができ、自分のキャリアの中で最も大きな課題についても日々前進していくことができるはずです。

 活力が低下し、緊張がゆるみやすい残りの時間については、電話の折り返しやメールの返信、会議への参加などのルーチンワークをこなせばいいでしょう。こういった作業はビジネスライフの一部ですが、1日のうちの最良の時間をこうした活動に割り当てる必要はありません。この技術をタイムマネジメントの一環として加えてみてください。

 もし、自分でスケジュールを調整できない立場にあれば、同僚や上司と相談してもう少し柔軟にスケジュールを組ませてもらえないか相談してみましょう。自分でスケジュールを調整できる状況であれば、今回のメソッドをぜひ試してみて下さい。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事