米コダック、部門再編でフィルム部門は消滅。ただしフィルムの取り扱いは続ける

2012年1月12日 07:00

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 危機が噂されていた米コダック(Eastman Kodak)の組織再編が行われ、「フィルム部門」が消滅した(日経新聞)。再編前は「グラフィックコミュニケーション」「コンシューマデジタルイメージング」「フィルムおよび現像、エンターテインメント」の3部門だったが、今後は「商業向け」と「消費者向け」の2部門に集約するという。

 ただし、プレスリリースでは「デジタルへの移行を進める」と明記されているが、直ちにフィルム関連を扱わなくなるわけではなく、今後エンターテインメント向けの画像処理や商業分野向けフィルムは商業向け部門で、一般消費者向けのフィルムなどは消費者向け部門で扱う、ということらしい。

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