[仕事術]2012年に実りを得るため、2011年の失敗から学ぶ

2012年1月10日 21:28

印刷

新しい年を迎え、1年の目標を思い巡らすのによい時期となりました。多くの人は、今年こそは大型クライアントから契約を取ろうとか、昇進しようとか、様々な目標を胸に秘めていることと思います。

新しい年を迎え、1年の目標を思い巡らすのによい時期となりました。多くの人は、今年こそは大型クライアントから契約を取ろうとか、昇進しようとか、様々な目標を胸に秘めていることと思います。[写真拡大]

 新しい年を迎え、1年の目標を思い巡らすのによい時期となりました。多くの人は、今年こそは大型クライアントから契約を取ろうとか、昇進しようとか、様々な目標を胸に秘めていることと思います。

 皆さんは確かにこうした目標やそれ以上のことをなすことができます。しかし、自分にこうした約束をするのは、今回が初めてではないということは覚えておきましょう。新年に立てた目標は、実際の仕事が本格化すると忘れらやすいということはよく知られた現象です。

 ここでは新年の目標達成に向けて、モチベーションをキープするための1つの手法をご紹介します。

 それは、昨年に達成できなくて残念だったことを少しの間考えてみる時間を持つことです。言い換えてみれば、2011年の失敗を受け入れてみることです。これを深く考えてみて、達成できなかった原因を分析してみましょう。自分が考えたほどに優先順位が高いことではなかったのか、時間を作れなかったのか、自分の意思が思ったようには持続しなかったことなのか。

 こうしたことを自分に問いかけるのは簡単なことではなく、明るい未来を想像することのように楽しくはありません。しかし、自分を省みるこのプロセスを経て、この問いかけに対する回答が得られれば、同じ障害に出会った時に大きな助けとなります。

 真正面から取り組むのは難しいかもしれませんが、この過程が2012年に大きな違いを出すことになることを期待しましょう。

 皆さん、新しい年に対して大きな夢を持っているのではないでしょうか。新年の目標に向かっていく時には、去年に直面した課題について考えてみて、今回はこれをクリアする方法を良く考えて見ましょう。

 手始めに、集中することやスケジューリングを改善させるために、タイムマネジメントのトレーニングを行うことも有益でしょう。

 新年を迎えることの素晴らしさは、自分が以前よりもよりスマートに、賢明になっていることに気付くことです。2011年に学んだことを活用して、この1月からよりよい生活を送っていきましょう。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事