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中国、特許出願数で世界トップに
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 2011年に最も多くの特許を出願した国は中国だったそうだ(ロイター、本家/.)。
世界で出願された特許のうち、中国は2009年には全体の54%、2010年には全体の58%を占めていたとのことで、2011年には米国および日本を抜きトップの座についたという。2011年の中国による特許申請数はまだ明らかにされていないが、2006年には171,000件だった申請数も2010 年には314,000件に達しており、平均毎年16.7%ずつ増加してきた。
世界第2の経済規模を誇る中国は製造中心の「made in China」から、知的財産を重視した「designed in China」を目指しており、企業による特許申請を政府が支援しているとのこと。しかしながら量と質は必ずしも一致しておらず、実際に特許が通る割合は米国や日本、そして欧州の国々にはまだ及ばないという。
なお、2015年には中国による特許申請数は年間50万件に達すると推測されており、米国の40万件、日本の30万件を大きく引き離してトップを守り続けるとみられている。
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