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【銘柄診断】三井住友フィナンシャルグループは株価指標の割安さに見直し機運
記事提供元:日本インタビュ新聞社
三井住友フィナンシャルグループ <8316> は11月10日の2003円と11月21日の2015円でダブル底入れパターンとなり、そこからのリバウンド局面。欧州の金融危機がアゲインストの風となり、株価は2月18日の3225円から一貫した下降トレンドを強いられてきたが、さすがに下げ過ぎ感が認識される状況となっている。
配当利回りが4.6%という高さを誇る上、世界のメガバンクとしてPBRの0.6倍はあまりにも割安。ただ、世界的な景気停滞の中で、これといった支援材料が見当たらないのも事実。
12月21日に消費者金融プロミス <8574> を2012年4月1日付で完全子会社化すると発表。完全子会社化でグループ企業としての位置づけを明確にし、アジア地域での個人向け金融サービスでの連携を強めるなど消費者金融事業のテコ入れを図る方針で株価面の足かせが解放されることになる。プロミスの業績改善、海外貸し出しの増加などで今3月期の純利益は4000億円から5000億円(前期4758億円)に引き上げられている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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